2007年5月31日
上に乗ったのは?
その日は私を含め3人で友人宅に集まり、のんびりと飲み会をすることになった。
昼過ぎから始まった会は夜になっても続いていて、さすがに飲み疲れた友達が一人ベッドで休み、 残った私ともう一人はテレビを見ながらなんとなく話をしていた。 安部清明をテーマにしたちょっと不思議な番組で、それに引かれるように怖い話をしながら見ていたが、 番組が終わるや否や、ベッドで寝ている友人がうめき声をあげてうなされ始めた。
ゆすってもたたいても「ううん…苦しいよう…」とうなされるだけで、一向に目を覚まさなかったが、
耳元でパーン!と手をたたくと、やっとうっすら目をあけた。
そしてイキナリ「ねえ、冗談かなんかで上に乗っかった?」と聞いてきた。
彼女によると「3回ぐらい誰かが上に乗っかってて、すごく苦しいのに誰も気づいてくれなくって、 だから冗談でわざとやってるんだと思ってた」という。逆に、起こそうとして体をゆすったのと、 耳元で手をたたいたのは全然気づかなかったという。
それでも、やっと体が動くようになってみんなの呼ぶ声が聞こえたので、
「ああ、やっと気づいてくれた、よかった」と思ったそうだ。
もちろん、だれも上に乗っかってないし、端からはよく眠っているだけのように見えていたのだが…。
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