個人事業主1年生、確定申告おわりました!

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お久しぶりです。

前回は再就職手当の受給でめっちゃテンション上がってますね(笑)ちょっとした事業運転資金が入ってホッとした所で、人生最初の確定申告でした。

というわけで、顛末を書いていきたいと思います。

確定申告

◆確定申告ってそもそも何?

確定申告とは、ざっくりいうと、税務署に所得を申告して、翌年度の所得税を決める制度です。

特定の1社からの給与収入だけのサラリーマンの場合、会社が申告するので特に必要ないです。税金控除に関して年末調整があるぐらい。

サラリーマンでも、20万円を超える副業がある場合は必要になります。

法人は当然必要ですし、個人事業主も必要になります。なにせ、税金がきめられませんからね。

というわけで、個人事業主として開業届を出した以上、必ず必要になります。

確定申告にはわりと簡易にできる白色申告と、帳簿が必要な青色申告があります。私は「青色申告・消費税納付・e-tax」を選びました。

実は私程度の年収では納める必要がないわけですが、ちょっと落とし穴がまっておりまして。

2024年から「インボイス制度」というのが始まるんですが、どういうことかというと「請求書にお役所発行の事業所番号がつく」ことで「適格請求書」という形式の請求書が発行できることになります。

何に影響するかというと、取引先の税金に影響します。つまり「消費税法上の経費である仕入税額控除が出来ず、結果的に、自社の消費税の納付額が増える可能性が高い」ということになります。

新聞やテレビで連日報道されるようになり、皆さんの関心も高まってきたのかもしれませんが、いよいよ10月1日より、消費税が増税されます。では、消費税が8%から10%へと増税されると、小規模零細である個人事業主はその負担が大変になるのでしょうか?

免税事業者は、消費税を取引先からもらっても、お役所に払う必要はないのですが、この適格請求書が、免税事業者では出せなくなるのです。

「適格」って言い方もちょっと嫌らしいんですが、税金だけでなく、お上の承認がないから取引しない、というところも出るかもしれません。

フリーランス界隈は収入的に免税事業者が多く、大騒ぎになったのですが、こういう事情があったので、初年度から消費税を納めることにしました。

また、青色申告特別控除というのがありまして、条件に該当すると、所得から65万円を控除して税金を計算するという制度なのですが、これの要件が「e-tax」でした。

面倒くさがりで簿記の単位を落としかけたぐらい計算が苦手なので、アプリを使ったe-tax一択になりました。

◆納める時期や方法は?

確定申告は時期が決まっています。2020年は下記のとおりで、COVID-19の影響で延長されました。

所得税等 2020年2月17日(月)〜

  3月16日(月) 4月16日(木)

個人事業者の消費税及び地方消費税 2020年2月17日(月)〜

  3月16日(月) 4月16日(木)

贈与税 2020年2月3日(月)~3月16日(月)

開業届をだしている場合、この期間にジャストぐらいで税務署から書類が届きます。帳簿でだしたい方は、書類に記載して、税務署まで行くことになります。

私はe-taxなので、自宅からネット経由で提出することになります。

◆e-taxってどうすればいいの?

e-taxもいくつかありまして、税務署のe-taxコーナーから送るもの、e-taxアプリから登録するもの、e-taxアプリに組み込むものがあります。

私は普段見積書や請求書を出すのに使っているマネーフォワード確定申告というアプリで書類を作成し、組み込む方法を選びました。

マネーフォワードは請求書、確定申告など細かく分かれてまして、それぞれは無料で使えたりするんですが、連携させたほうが当然便利なので、今後を考えて確定申告を機会に毎月980円払うプランに変更しました。

e-taxを使うには「利用者識別番号&パスワード」か「マイナンバーカード&e-tax対応のカードリーダー」が必要になります。

利用者識別番号は「開始届出書」を出せば発行されるわけですが、私は開業届と同時にマイナンバーカードを作っていたので、対応するカードリーダーを買いました。

これで自宅からいつでも申請できます。

◆確定申告アプリって簡単なの?

さて、複数の知人から簡単と聞いていたアプリの確定申告ですが、実はあんまり簡単ではありませんでした。

自分の知識不足が原因なので、事前にお役所のアプリ使い方講座に行っていれば良かったかもしれません。

書類提出の説明会には行ったんですが、結局ちんぷんかんぷんでした。

勘違いポイントは次のとおりです。

  • 事業開始設定で預金高聞かれてるんだけど、いつから? 1月から?それとも開業した日?
  • 開業費用…?
  • 個人のクレジットカードで買ったらどうすればいいの?
  • 費用ってどこまで認められるの?
  • 按分?
  • 事業用のパソコン、費用にしたいけどどうするの?
  • 支度金って収入なの? 失業給付は? 派遣のお給料は?!
  • スーツは費用にできる?

事業開始の預金高っていつから?

最初に悩んだのがこちら。答えは「開業日の預金残高」でした。

これがなかなか難しくて、最終的にお金を払って明細を取り寄せました。通帳の記帳もしてなかったんですよね。しかも、ネットからは半年ぐらいしか見られなかったり。

複数月取得したので2000円ぐらい、期間も2週間程かかりました。

開業費用?

開業にあたってかかった資金になります。運転資金として準備した場合はその金額を記載するようですが、私はなし崩しに開業したので、そんなものはありません。

ただ、仕事用にPCを新調し、名刺をつくり、文房具をいくつか購入したのですが、結局それを開業費として計上しました。

個人のクレジットカードで色々買ったんだけど、どう処理する?

私の場合は商品ごとに「事業主借」でした。

これには事情があって、個人のカードは特典目当てで「月々の支払いをそれなりに高額にしたリボ払い」なので、一括で引き落としされてしまうのです。

本当は購入時と引き落とし時で処理があるのですが、私のケースだと引き落としの中身がわかりません。

なので、連携したデータの明細のうち、事業用のものを「事業主借」として処理しました。

カードは予めマネーフォワードと連携しているので、超絶ごっちゃりと明細があり、それを選択するのがかなり大変でした。

最初勘違いしてて全部「貸」にしてたりね…5回ぐらい取得やりなおしたよ

_(:3」∠)_

費用ってどこまで認められる?

これも悩ましいところでした。

食費と衣服、化粧品は認められません。仕事用のスーツもだめです。これきつかった…。仕事にしかつかわないのにだめなんだ…。

一方、掃除用具やトイレットペーパーといった消耗品は認められます。

自宅が事務所の場合、光熱費や家賃も「按分(事業用の割合を決める事)」で費用になります。完全に事業用の事務所であれば100%ですが、自宅と兼用だと60%ぐらいが相場だそうです。

私は家賃や光熱費は60%、事業メインのスマホは70%で按分しました。通信費も按分で費用になります。

パソコンなど高額なツールも、減価償却すれば費用として認められます。キーボードやテレビ会議用のカメラなどは全部消耗品として登録しました。

支度金や事業以外の収入ってどうなるの?

これも難しかったです。よくわからなかったので支度金は記載しなかったのですが、最終的な書類に全部記載されてました。

支払ったほうが税務署に申請するからですね、これ。

失業給付と派遣の給料は記載されていませんでした。失業給付は非課税で、派遣の給料は事業収入ではなく税引き後だからです。

さすがお役所、税金の対象になってる収入は取りこぼしがありません。

◆申請って具体的にどうするの? 還付って?

さて、ネットで探して修正しまくって、 素人目にみてもなんか大量にダブってるだろこれ、という状況から、一応まともな数字の財務諸表が出来上がりました。

後はこれをe-tax用のデータに吐き出しして、アプリに組み込めばいいだけです。吐き出しはツールのボタン一つでOKです。

e-taxアプリは、アプリそのもので数字を作る人用に大量に色々出てきて混乱しますが、対応アプリで作ったデータがある場合は「組み込む」だけで終わります。

IEが必要だとか、使い方がなんか難しいとか色々ありますが、手順に従って色々設定して「組み込み」から「申請」で、あっけないほど簡単に申請が終わります。

実は減価償却にエラーがあると出たのですが、無理に登録したらそのまま行けました。

数日後に受付完了になり、その後、結果が受信ボックスに届きます。

一番心配していたのは消費税で、それを追加で払うことになるのか、還付があるのかで今後の資金繰りが全く違うので、結果が出るまで生きた心地がしませんでした。

還付のところにマイナス付きで数字がでてるんですけど、おそらく還付で来るだろうな、とは思ったものの、初めて過ぎて何が何だか分からないのでこっちが払う側だとキツイな、と思っていたのです。

あとほら、無理やり登録したし…。呼び出されて修正申告かな、とも思ったり。

ホントヒヤヒヤしました…。

結果としては還付金が戻ってきて、呼び出しもありませんでした!

よかった…ほんと良かった。

実は今年度、会社員時代の収入のせいで、今までで一番たくさん税金払ってたんです。

収入半減しての支払い、キツかった…。

マイナスにはなりませんでしたが、この金額でよく生活出来たな、自分、という収入だったので、まもなく始まる来年度は、税金で借金するなどという本末転倒が無いことを祈ってます。

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