大腸内視鏡を初めて体験してきました

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こんにちは。

突然ですが、「大腸内視鏡」というものを人生で初めて体験いたしまして。

もう二度とやりたくないと思ったのですが、これから受ける方のために、詳しくレポートしておきたいと思います。

大腸の内視鏡検査って、人生でそう何回もやらないたぐいの検査ですよね。

今回、大腸とは別な部分の治療があって、念の為に腸の中も見て、問題がないことを確認しておきたいということで、胃腸専門の病院で検査を受けてきました。

実は、内視鏡そのものは初めてではありません。気管支鏡と胃カメラの経験があります。気管支鏡なんか鎮静剤ナシでしたからね…。苦しかったわ…。

さて、大腸内視鏡は、胃や気管支とは違う心配があります。

それは「下剤で腸の中身を徹底的に出し切ること」です。お腹痛いのめっちゃ苦手なんですよね…。でもやらないと治療に影響あるとかで、泣く泣く受けることに決めました。

◆事前の準備

検査をすることが決まると、コーディネーターのような人と打ち合わせになります。

まず検査日を決めて、どういう検査なのか、どういう順序なのかの説明があります。

この時、ポリープがあったら取るかどうかを決めます。

症状がなくても良性のポリープがある人は多いそうで、軽いものは検査の時に取ることができます。

ただ、取ると最低一泊の入院が必要になるので、検査と手術で分ける人も多いとか。私は他の病気の治療があるので、検査だけにして、問題があれば別途入院&手術を選びました。

ほかにはどんな下剤がでるか、前日は何を食べていいかなど詳しく説明があって、下剤を飲むタイミングをどうするか聞かれました。

かなりキツイ下剤を飲むそうで、家で飲んで来てもいいし、病院で飲んでもいいとか。悩んだのですが、自宅からその病院はそれなりに距離があって心配だったので、病院で飲むことにしました。

下剤や当日までに書く同意書、質問表を一式もらって、指定日に病院に行くことになります。

さて、さっそく同意書を書きます。

保証人の欄があって悩んだのですが、特に必要ないということなので、普通に氏名を書いてハンコでおわりました。

他に質問表があって、既往歴やアレルギー、今飲んでいる薬など細かく書いていきます。多少書き漏れがあっても、当日に看護師さんがチェックしてくれました。

◆検査前日

あっという間に検査前日です。

この日食べていい食べ物は、白米、食パン、うどん、かぼちゃ、じゃがいも、卵、白身の魚、豆腐、完熟バナナなどなど。

ちょっとでも残りやすいもの、つまり葉物や繊維のある野菜、脂っこいもの、牛乳やヨーグルト、チーズなど乳脂肪の多いものがNGでした。

実は「便秘気味の人は前々日から注意したほうがいい」というブログを発見したので、前日から素うどんと高野豆腐とか、腸に溜まりにくい食事にしていました。

さて、夜の食事のあと30分過ぎたら、下剤を飲まねばなりません。「ラキソベロン 10ml」という薬を水200ml以上にうすめて飲むのです。

これがなんだか絶妙に飲みにくい…。そんなに味はしないんですけど、なんかもやっとした変な味で、飲みにくい。

でも薬が飲みにくいのぐらいはまだマシな事だったんです。

朝4時、なんだかお腹が痛い気がして起きました。そのままトイレに行くと、なんと、滝のように下痢が。座った瞬間にダバーって。

しかも止まらない。ダバダバ出る。あとお腹痛い。完全にお腹痛い。食中毒の時より痛い。なんだこれ…。

止まったかなと思ってもまだ出る。そしてお腹が痛い。超絶痛い。

大量に水分を失ったことと腹痛でざーっと血圧が下がって、気が遠くなりかけました。うずくまりたいけどトイレから動いたら大惨事です。

トイレに座ったままうずくまるようにして、時々ウォシュレットで流しながら「これこのまま気絶するんじゃないか」と思いながら耐えました。

あまりの事態に猫が心配してずっと側で鳴いています。でもかまえません。いつもなら相づちぐらい打つのですが、声も出せずにうずくまっていました。

やっと落ち着いて、お腹の痛みも多少よくなったのでふとんに戻ったのですが、1時間以上かかってました。こんなの後期高齢者になってからやったら死ぬんじゃないかな…。

あまりにも急激に水分を失ったので、電子レンジで白湯を作って、ちまちま飲みました。それでも体が冷え切っていて、別な病気になりそうです。

この上まだ下剤…。そもそも病院までバスで移動できるかな、これ…。

◆いよいよ病院へ

病院に行く時間頃にはなんとなく落ち着いたので、がんばってバスで出かけました。

受付が終わると、検査専用の待合室で追加の下剤を飲むことになります。約1リットルの下剤を、500ml以上のお水で、1時間ぐらいかけて飲みます。

これも絶妙に飲みにくかったのですが、黙々とスマホゲームをしながら、タイミングを測って飲みます。こちらの下剤はお腹が痛くなりませんでした。

私の行ったところは、待合室は男女で分かれていました。私の他にも検査する人はいるのですが、みな自宅で最後の下剤まで飲んでから来ているようです。さっくり検査着に着替えて検査に向かっていました。

お腹が痛くないとはいえ下剤は下剤、もう出すものも殆どないので滝のように水が出ます。そして驚いたことに、便の様子を看護師さんに確認されてしまうのです。

腸が検査できるほどきれいになったかどうかを見るらしく、場合によっては下剤が追加されるとか。私は担当の人が考えていたより早く準備が終わったようです。

下剤を飲んでから約2時間後が実際の検査の時間でした。まだ寒い時期なので、時間の少し前に検査着に着替えるように、上着とお尻に穴の開いた不織布のトランクス的な下着を渡されました。

◆検査本番

さて、着替えたらいよいよ本番です。

奥の廊下っぽいエリアに通されて、ガードのあるベッドに寝かされて、布団をかけられました。

少し待った後、鎮静剤を使うための点滴をつけられます。昔散々経験したことですが、針が太いので、今でもやっぱり痛いし苦手ですね…。

そのあと、いよいよ本番です。ベッドごと検査室に連れて行かれ、横向きに体勢を整えられ、鎮静剤が投与されます。

病院嫌い、検査嫌い、調子悪いと嫌なことが相まってアドレナリン全開で、以前胃カメラを受けたときより効きにくく感じました。感じただけでちゃんと効いてましたけどね。

それでも完全に眠ることができなくて、ぼーっとした頭で自分の腸の映像を見ていました。何か所か白いところがあって、ポリープだと嫌だなあとか思いながら。いつ始まっていつ終わったのかわからないので、寝てたも同然ですけどね…。

そんな映像を見たせいで、鎮静剤が切れるまでベッドごと連れて行かれた先で不安に苛まれながらウトウトしました。

結果としてはポリープは全くありませんでした。よかった!!ただ、憩室といって、ポコポコした凹みがそこそこ出来ているとか。これは「ほっといて問題ないですよ!」と軽く言われたのですが、気になって帰宅後に調べてみました。

憩室炎になることもあるけれど、基本的には放っておいて平気で、80歳ぐらいだとほぼ全員にあるとか。まだお年寄りではないけど若いわけでもないので、順当なところでしょう…。

料金はポリープなど処置しなかったこともあって、6000円ぐらいでした。

◆終わりに

自分は治療に関係あるんでイヤイヤ受けたんですが、これ、本当に体に負担のある検査でした。なにせ数日経ってもまだぼんやりお腹が痛いし、胃が荒れて口の端が切れました。

便があったら検査できないのはわかるんですが、もっと痛みの少ない下剤ないんですかね…。

検査の薬のせいなのに、救急に電話かけたくなりました。ほんとに食中毒よりヤバかったです。

内視鏡の苦しさと危険度でランキングをつけたら「気管支鏡>>大腸内視鏡>胃カメラ」なんですが、事前の下剤の辛さで、大腸内視鏡がやりたくない検査ナンバーワンに躍り出ました。

私は平気でしたが、夜に飲む下剤、人によっては知らずに漏らして大惨事になるんじゃないかな…。帰宅してからトイレ掃除したんですけど、思いも寄らないところまで飛んでて泣きながら拭きました。

というわけで、できれば二度と受けたくない検査でした。この後受ける人の参考になれば幸いです。

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